2018年5月13日日曜日

グローブシアター、降級前に嬉しい3勝目

グローブシアターが、13日の京都9レース白川特別(芝2400m)に浜中騎手で出走しました。
長距離らしくいつもの少頭数、メンバー的に相手は1・2頭な感じですが、この馬に関しては、ちゃんと競馬してくれるかどうかが最大の問題…。
体重も8キロ戻りました、もっと増えてほしいところではありますが。

朝からの大雨で水が浮く酷い不良馬場の中、スッとスタートを切って気合をつけるとなんと先頭に立って逃げの手に出ます。
不良馬場を考えてもドスローで進み、直線に入っても上がり最速で3馬身差をつけて楽逃切!
陣営のコメントは以下のとおり。
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5/13  角居厩舎
13日の京都競馬ではポンとゲートを出てすんなり先手を奪う。後続を引きつけつつマイペースで運ぶと、直線半ばで後ろを突き放して優勝。

「不良馬場でしたし、あまり切れるというタイプでもないので、逃げの手は頭の中にありました。スタートもポンと出てくれたので無理なくハナを切れて、道中は後ろからつつかれる形にして進めました。それでもずっと遊んでいて、もっとつついてほしいというぐらい。でもいいスタミナがあって追ってからの脚が良かったですね。背中の感触なんかはこのあたりにいる馬ではありませんし、今日は力を引き出すことができて良かったです。ありがとうございました」(浜中騎手)

今回はシャドーロールを着用しての競馬でしたが、フワフワするところは相変わらずながら変に頭を上げるようなことはなく、追ってからしっかりと伸びてくれました。調教でこの馬の特徴を掴んでいたジョッキーも前々でうまくこの馬の良さを引き出してくれたと思います。伸び盛りの4歳馬ですし、今後の飛躍が楽しみになる一戦でした。この後は馬体をよく確認してから検討します。
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浜中騎手の好騎乗で降級直前に嬉しい3勝目をあげました。馬場が味方してくれたとは言え、昨年走った重不良の2戦はイマイチな結果に終わったので、順調に成長してくれているのかもしれません。
なにより、きちんと競馬してくれてよかった…。