2018年1月14日日曜日

ベルディーヴァ、格上挑戦の土曜メインで3着に粘る

ベルディーヴァが、13日の京都11レース淀短距離ステークス(芝1200m)に出走しました。
ほんの1年前まではボロボロだったこの馬が、いまやメインレースにまで歩を進める充実っぷり。感慨深い……

格上挑戦ながら11頭立てと手ごろな頭数で1枠1番、積極的なレースが期待されました。
無事にまずまずのスタートを切ると、ロケットスタートを決めたアクティブミノルと2番手に行ったラインスピリットに続いて内の3番手へ。ここで隊列が決まりました。
結構緩い流れの中直線を向くと前の2頭には離されてしまいましたが3着を死守。



陣営のコメントは以下のとおり。
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1/13  斉藤崇厩舎
13日の京都競馬ではスタートを決めて道中は3番手から。直線はしぶとく脚を伸ばすも前との差は詰まらずに3着。

「スタートを上手に出てくれたのですが、前が速かったので道中はそれらを見るような形で進めました。直線に入ってからはこの馬自身も伸びてくれたのですが、上位2頭は強くて最後まで追い付くことはできませんでしたね。それでも今日は格上挑戦という厳しい条件の中、強い馬を相手によく頑張ってくれたと思います」(浜中騎手)

「外差しが利くようになってきているので、そんな馬場状態がどうかと思っていたのですが、ジョッキーは道中うまく進めてくれたと思います。真ん中くらいの枠ならもう少し早めに動けたのかもしれませんが、上位2頭は強い馬ですからね。負けはしましたが、格上挑戦でもいい走りを見せてくれましたし、馬はよく頑張ってくれたと思います。この後についてはまず馬体をしっかりと確認してから検討させてください」(斉藤崇師)

格上挑戦となりましたが、最内枠からでもジョッキーがスムーズに進めてくれて、強い馬を相手に最後までよく頑張ってくれました。最近は状態も安定していますし、3月の引退時期までにもうひと花咲かせたいものです。この後はトレセンに戻って脚元などをしっかりと確認してから検討していきます。
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楽な流れで、道中逃げた馬と2番手が入れ替わっただけの行った行った決着。枠を活かしてしっかり前に行った浜中騎手もよく乗ってくれました。
前走敗れたスマートカルロス、3走前に敗れたクラウンアイリスには先着。
格上挑戦でしたし、これだけ離されたので「よく3着にきてくれた!」という喜びしかありません。
残り1戦で引退になると思いますが、次は体を10キロくらい絞って、陣営のコメントと同じくもうひと花咲かせてほしいですね。