2017年10月2日月曜日

ベルディーヴァ、好内容で昇級戦2着

ベルディーヴァが、1日の中山10レース勝浦特別(芝1200m)に出走しました。
メインのスプリンターズSと同条件なので色々注目も集まります。
11番は勝った前走と同じでゲンのいい馬番、騎手は中山1200マイスターの柴田善臣。

スッと好スタートを切ると、同クラブのネオフレグランスと並ぶ形で2番手追走。
ペースは速いけど行きっぷりや手応えは良さそうに映りました。
4コーナーで先頭に並びかけ、残り200ではあっさり抜け出して後続に1馬身のリード。
「勝った!!」と拳を握り締めましたが、内を捌いた内田騎手のクラウンアイリスが猛然と迫ってきてクビ差交わされたところがゴール…、うーん残念。



陣営のコメントは以下のとおりでした。
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10/1  斉藤崇厩舎
1日の中山競馬では好スタートから道中2、3番手を追走する。楽な手応えで勝負どころを回り、直線で一旦先頭のシーンもあったが、最後は勝ち馬に交わされてしまい2着。

「調教師からは少しモコモコするかもと言われていたのですが、返し馬から適度に気合いが乗って良さそうな雰囲気でしたし、ゲートも速くてこちらが驚いたほどでしたよ。道中も無理をせずに好位をキープできていて、直線も終いまで頑張ってくれました。勝てずに申し訳ないのですが、昇級初戦でこれだけやれるのだから力がありますね」(柴田善騎手)

「前走後は短期間ながら放牧を挟みましたが、好調を維持しながら調整できていましたし、ここでもいい走りをお見せしたいなと期待を持って送り出しました。ただし、今日は昇級初戦なので簡単ではないとも考えていましたから、好スタートから好位で流れに乗り、直線では勝ちを意識できる走りをしてくれたのは良かったですね。勝てずに悔しいですし申し訳ありませんが、正攻法の競馬で時計も悪くなかったですから、次につながってくれると思います。この後についてはトレセンでの様子を見てからになりますが、長距離輸送を挟んでいるので慎重に判断していきます」(斉藤崇師)

直線最後は勝ち馬の勢いが上回ったものの、好位から早目先頭でもう少しで押し切れるかと言う悪くない走りをしてくれました。昇級初戦だったことを考えても頑張ってくれていますから、この走りを継続して次は先頭でゴール板を駆け抜けてほしいものです。この後はレース後の状態や番組を見ながらどうするか判断していきます。
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G1よりも速い前半のペースと、ちょっと綺麗に抜け出しすぎたのが最後に響きましたかね、ビリーヴがデュランダルに差されたような…。
勝った前走と同じくらいに逃げ馬が粘ってくれてたら…とは思いますが、まずは予想以上の内容と結果を出してくれました。単純に時計だけ見ればスプリンターズSに出ても遜色ないレベルです。

引退までにあと1勝というのも現実的な目標になったので、次走にまた期待!