2017年4月17日月曜日

アウェイク、復調気配の3着。

アウェイクが、16日の福島8レース4歳上500万下(牝 芝1800m)に出走しました。
3枠6番の好枠からスタートすると、スッと3番手につけます。
そこそこ縦長になったので「今回はグチャグチャにされる心配はなさそうだ…」と見ていると、800や1000m通過がなかなか早いラップに。
「うーん、大丈夫かな?」と不安になり直線を向きますと、後ろから来た2頭とは脚色が違って交わされてしまいますが3着は死守。人気には応えられなかったものの、久々の馬券圏内となりました。

陣営のコメントは以下のとおり。
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4/16  斎藤誠厩舎
16日の福島競馬ではスタートを決めて好位3番手から進める。リズムよく進められ直線へ向かうと上位2頭の伸びに屈するも最後までなんとか踏ん張り3着。

「これまではスムーズに走ることができない競馬が続いていましたので、何よりスムーズな競馬ができればと考えていました。スタートが決まっただけでなく、進みっぷりも良かったので前々でリズムを整えながら運びました。2着馬と併せ馬のようになったのでそのまま押し切れればと思っていたのですが、いざ仕掛けると踏ん張ってはいるものの着順はもうひとつとなってしまいました。う~ん、溜めれば切れると思っているのでもっと溜めていくべきなのか、もしくはもう少し早めに踏んでいくべきだったのかもしれません。申し訳ありません」(石橋騎手)

「まずまずの状態に持ってこれたかなと思っていましたし、あとは小回りコースを如何に攻略できるかでした。スムーズな競馬をしたいという気持ちでいましたし、脩には外を回してもいいからこの馬の良さを発揮してほしいと言ってあったんです。実際のところは前目に付けられ、苦しくない形で進められていたと思います。ただ、2着馬が早めに上がって来てプレッシャーがかかりましたからね…。そのあたりがもう少し楽であればと思いますが、今日は比較的スムーズな競馬ができた中でしたので言い訳できません。申し訳ありません。それでも、力上位なのは確かですので、改めて体調を整えて次走での巻き返しが可能になるようにしたいです。状態をよく見て判断します」(斎藤誠師)

ここ数戦は囲まれて持ち味の活かせないレースが続いていましたので、如何にスムーズに走れるかにかかっていました。その点、今回は上手く乗ってくれたと思いますが、後続のプレッシャーに屈する形で最後は伸びきれませんでした。最良の結果を出せていないように悩ましい状況は続きますが、競馬の形や展開ひとつで変わっても不思議ではありません。夏までになんとかしたい馬でもありますし、気持ち新たに次走へ向かっていければと考えています。今後については状態を見てどうするか判断していきます。
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積極的に3番手へ付けたら早い流れになってしまった上、目標にされるなど展開が向きませんでした、しかし前の2戦と比べれば雲泥の差。勝ちを意識していたので残念ですけど、久々に実のある内容とまずまずの結果を見せてくれました。
「スムーズな競馬を意識」してそのとおり乗ってくれた石橋騎手ありがとう、これは次に繋がる…!

出走権は獲得できたので、降級前の残り1回のチャンスをしっかりものにしましょう。