2017年3月11日土曜日

ピグマリオン、地方移籍初戦で躓く。

ピグマリオンが、9日の大井競馬11レース寒梅賞(1600m)に出走しました。
ついにデビュー40戦を迎えました。
地方移籍初戦ですが、中央での1000万特別勝ちを評価されてか2番人気。
しかしスタートで躓いていきなり出遅れてしまいます。
何とか中央まで押し上げて道中進みますが、直線向く前にはもう余力がなく10着に終わりました。



陣営のコメントは以下のとおり。
------------------------------
3/9  浦和・平山厩舎
9日の大井競馬ではスタートで後手を踏み道中は中団からレースを進める。勝負どころから仕掛けていくが、直線は伸び切れず10着。

「スタートは問題ない馬だと思っていましたが、中央より地方のゲートは幅が広いので、この馬のレース前の精神面を考えると若干不安はありました。細心の注意は払っていたものの、結果的にはスタート後にバタつくような格好になり、行き脚がつかず理想とするポジションが取れませんでした。過去に福島で騎乗した時のように揉まれず前々で進められればと話していただけに、この馬の競馬ができず残念ですし、申し訳ございません。状態的には完調ではないということでしたが、以前騎乗した時よりも良いと感じるくらいでしたし、パワーのいるこちらのダートも全く問題ありませんね。南関東でやれる手応えは感じましたので、次回はきっちり結果を出したいと思います」(笹川騎手)


「今日はとにかくスタートが全てでしたね。皆様の期待に応えられず悔しい気持ちでいっぱいです。申し訳ありませんでした。道中は少し頭を上げる感じもありましたが、走り自体は問題ありませんでしたし、地方のダートは合いそうです。あとはスタートが課題ですから次走はゲート裏で尾っぽを持つなど対策を講じたいと思います。今日は初めての実戦で手探りな部分もありましたが、収穫もあったレースでした。まだ完調手前で、これから暖かくなれば更に良くなると思うので、次はしっかりと前進させたいですね。今日の走りからはスバイラルカーブでスピードに乗って進められる船橋開催は勿論、メンバーが手薄になる浦和開催も良さそうに感じましたから、状態に合わせてそれらの開催を中心に検討していければと思います」(平山師)


移籍初戦で人気を集めたレースとなりましたが、残念ながらスタートで後手を踏み、消化不良の一戦となってしまいました。力を出し切れたレースとは言えませんから、次走はしっかりと流れに乗って運び巻き返しを図りたいところです。今後はレース後の状態次第で検討していきます。
--------------------------------
記念すべき40戦目にして移籍初戦は、文字通り躓いてしまいました。
インペリアルマーチのように、力を出せるまでしばらく慣れが必要かも…。

次走を想定したくても、地方競馬は番組がよくわからないのが悩みどころです。