2017年1月25日水曜日

栄枯盛衰を体感「It's a Sony展」

銀座のソニービルで開催中の「It's a Sony展」に行ってきました。
http://www.sonybuilding.jp/ginzasonypark/event/

最初の展示から「著名人と、その人思い出の製品」てのが展示されてまして、そこに並んでる名前がみうらじゅんピエール瀧スチャダラパーなんていう、思わず唾を吐き出したくなるようなむせ返るサブカル臭さを感じてしまいますが、その後、年代別に展示されたソニー製品の数々は正に圧巻。




製品に付いたキャプションには「高すぎて売れなかった」とか「日本発のポータブルテレビ(なんと60年代!)だったが、世間では大型化が望まれていたので売れなかった」とか、時代が早すぎた尖りっぷりがビンビン伝わります(笑)。





伝説のβマックスももちろんありますが、「ジャッカル」や「ポータブルLPプレイヤー」は今見てもカッコイイのひとこと。




そんなソニー製品をバシャバシャ写真に収めながら進んでいくのも80年代までで、90年代以降は魅力のある品物が激減。せいぜいAIBOとPSくらいという、近年のソニーの真っ逆さまな凋落っぷりを、全く説明されずとも体で感じてしまうという凄い展覧会でしたよ。

入場無料で2月12日までやってます、これは必見。