2016年7月31日日曜日

アウェイク、ちょっと残念な3着。

アウェイクが31日の新潟8レース、3歳上500万下(芝2000m)に出走しました。

体重は-2とほぼ増減なし、斤量52キロや重賞実績もあってか1番人気に推されました。
新潟外回り2000mでのディープインパクト産駒は異常な好成績ですしね。

スタートは普通に出ますが、二の足が思ったよりついた&周りが「どうぞどうぞ」の譲り合い状態になって押し出された形でなんとハナに立ってしまいます、そんなぁ……。






後ろからびっしりと突かれる形で直線に入って粘りますが、残り200の時点で外から一気に二頭にかわされて3着まで。


陣営のコメントは以下のとおりでした。
-----------------------------
7/31  斎藤誠厩舎
31日の新潟競馬では好スタートを切り、まわりが行かずそのまま先頭に立つ。直線半ばで満を持して追い出すも、最後は交わされ3着。


「春に頑張ってくれたあとでしたが、変にキリキリした感じはなく、落ち着いてレースへ臨んでくれました。スタートが良かったので理想は1頭でも前に馬を置いてリズムを作ってから運びたいと思っていたんです。ソムニアシチーが行くと思っていたのでそれを待っていたのですが、行く素振りがなくて押し出されてしまったんです。だからと言って極端にハミに乗っかってしまったり、右にモタれてみたりするわけではなく、リズムを崩すほどではなかったので、そういう意味では成長を感じますが、目標になってしまいましたからね…。勝たせてあげたかっただけに悔しいです。距離に関しては使い方一つでしょうが、このくらいでも問題はないと思います」(吉田豊騎手)


練習の効果もあってか駐立も出も良く、さらにまわりが行かなかったことから先頭を切る形になりました。その形は想定外ではあったのですが、それでもリズムを崩すことなく走れていましたし、以前との比較としては良かったのではないでしょうか。しかし、今回の勝負事としては目標になってしまったこともあって最後は踏ん張ることができませんでした。新潟の長い直線で、そしてこの暑い気候の中でタフな競馬をしたことは確かですので、今後についてはレース後の状態を見ながら続戦すべきか、間を設けてから次へ向かっていくかを検討していきます。
-----------------------------
「なに逃げてんだよ…」という当然の不満はありますが、52キロで勝てないのではあまり言い訳もききません。
気性面やスタートでの成長を見られたという収穫もあったと思いますが。

勝てなかったので秋の大レースへ駒を進めることは難しくなってしまいましたけど、新潟をもう一回使うか、秋の東京開催まで待つか、どちらにしても納得は行きそうです。