2016年5月23日月曜日

アウェイクがオークスに挑戦しました。

アウェイクが春の大一番、22日の東京11レース優駿牝馬(G1 芝2400m)に出走しました。
当方の一口歴でも、初めての牝馬G1出走です。

体重は+8キロ。調教やパドックでも状態は良さそうに映ってました。


スタート!
出遅れが怖いこの馬ですが、この日はなかなかの好スタート。
というか出遅れたのはデビュー戦だけなので、騎手の柴山が悪かっただけなんじゃ…?

少し抑えるそぶりがありましたがインで7番手にポジションを取ります。すぐそばにはビッシュが。
もう1列後ろに控えたかったですかね。


そのまま直線を向きますが、バテはしないものの目立った脚は使えず。
勝ったシンハライト(おめでとうございます!)から1秒差の12着に終わりました。
13番人気なので一応人気よりは上に来たぞ。



陣営のコメントは以下のとおりでした。
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5/22  斎藤誠厩舎
22日の東京競馬ではまずまずのスタートから道中6、7番手を折り合い重視で進める。直線ではジリジリと脚を使おうとするも、最後は上位馬に迫れず12着。


「ゲートは良すぎるくらいにポンッと出てくれましたが、その分、最初のコーナーで少し力みはありましたね。それでも控えたらしっかりと折り合ってくれましたし、道中はリラックスしていいリズムで走ってくれたと思います。勝負どころでは前走と同じくらいの手応えを感じていましたが、直線では頑張っているものの前回ほど脚を使えなかったあたり、最後は距離の影響もあったかもしれません。悔しい結果になり申し訳ありませんが、まだこれから良くなってくれる面もありますし、今後の成長にも期待したいですね。今日はこの馬でオークスの舞台に立てて光栄ですし、ありがとうございました」(吉田豊騎手)


「テンの行きっぷりが良くて思ったよりも前からの競馬にはなりましたが、出して行っての位置取りではなかったですし、しっかりと我慢もしてくれました。結果的には直線で余裕がなくなって上位の走りをお見せできず申し訳ない気持ちですが、そもそもこの馬自身の頑張りがなければこの舞台にも立てていませんでしたから、ご声援いただいた会員の方々を含めて感謝の気持ちです。本質的にはもう少し短めの距離の方がいい馬ではありますし、先々ではそうシフトしていくことにはなるでしょうが、この血統の良さをこれからも発揮できるようにしっかりと手を尽くしていきたいですね」(斎藤誠師)


アウェイク自らがチャンスを掴み獲り優駿牝馬へ果敢に挑戦しましたが、結果的には距離も味方にならなかったのか、終いに思ったような伸びを見せられませんでした。もちろんこの結果で満足とは言えないものの、これまでの好走パターン同様にしっかりと折り合いを付けて終いに賭ける走りをしてくれましたし、この経験もしっかりと活かしてさらなる成長を促していきたいところです。この後はリフレッシュ放牧を挟み、しっかりと春の疲れを癒して今後の競馬に備えていく考えです。
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さすがにG1の壁は厚く、撥ね返されてしまいましたがとにかく楽しめました。
見せ場は無くとも納得行く騎乗をしてくれた吉田豊騎手、いい状態で臨んでくれた斉藤調教師に感謝です。
あの形で伸びに欠けるとなると、コメントどおり距離が長いのでしょう(前走の走りからは大丈夫に思えましたが…)

気性も思ったより問題なさそうですし、疲れを癒したら新潟あたりで走りを見たいですね。
お疲れさまでした!