2016年5月20日金曜日

今週の愛馬近況

22日の東京11レース、優駿牝馬(G1 芝2400m)にいよいよアウェイクが出走します。
デビュー戦の出遅れ、重馬場での大敗、と挫折しかけたこともありましたが、艱難辛苦を乗り越えて春の大目標であるこの場へ歩を進めることが出来ました。

今回はある程度人気になると思いきや、またしても下から数えたほうが早いほどの人気薄になりそうな雲行き…。
ディープインパクト産駒というだけで、△がいくつか付いてもいいくらいだと思うんですけどね。
相変わらず枠に関しては強運の1枠2番。あとは吉田豊騎手に、アウェイクの全能力を発揮させてもらうだけです。



そして22日にはもう1頭、3レースの3歳未勝利(ダート2100m)にケイブルグラムが出走。
POG本では「イケてなかった馬列伝」に名前を挙げられてしまった本馬。調教は良さそうでしたし、ダート替わりで何とか目覚めてくれないものでしょうか。
幸い、両馬ともに表彰式の抽選に受かったので当日は正装で参戦して応援します。


その他、今週の近況。
アロヒラニ
5/17  NF天栄
トレッドミル調整を行っています。
「連勝おめでとうございました。無事に結果を出してくれて嬉しい限りですね。脚元などへの負担軽減のためにも一度帰ってきましたが、再びいい状態にして送り出せるように取り組んでいきたいと思っています。今はまだ帰ってきて間もないこともありますし、トレッドミルを使っての運動にとどめています。タイミングを見ながら乗り出していくつもりですが、メリハリを付けつつ動かして、フレッシュさを引き出していければ理想的ですね」(天栄担当者)


ピグマリオン
5/17  NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「体調もそうですが、精神面もいい状態に持っていかなければいけませんし、引き続き状態を上げていけるようにじっくりと動かしています。この調子で下地を固めつつ、徐々に乗り込んで夏競馬へ向けて厩舎へ送り出せる状態を整えていきたいですね」(天栄担当者)


ベルディーヴァ
5/19  高野厩舎
18日、19日は軽めの調整を行いました。
「先週の競馬は、スタートで出遅れてしまい道中は馬込みで揉まれて実力をまったく発揮することなく終わってしまいました。新潟へ向かう馬運車の中からとにかくイレ込みがキツくて発汗も激しく、パドックで周回する頃には空気が抜けてしまったようにおとなしくなってしまっていました。いつも馬房の中でゴソゴソしてカイバ桶を破壊したり、顔を覗かせてはこちらを威嚇したりと、普段からとにかく元気のいい馬なのですが、長距離輸送の今回は逆にそれがアダとなってしまったようです。人気に応えられえず本当に申し訳ありません。レース後は肉体面の疲れは感じられず、減っていた体も元に戻っています。今度は輸送の短い阪神開催で使っていきたいと考えているのですが、優先出走権を逃してしまいましたし、短期でも放牧に出してリフレッシュさせようと思います」(高野師)近日中にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

5/20  NFしがらき
20日にNFしがらきへ放牧に出ました。


ケイブルグラム
5/18  国枝厩舎
18日は美浦南Wコースで追い切りました(65秒4-51秒8-37秒9-13秒4)。
「今回のレースはベテランや上位ジョッキーよりも一生懸命に乗ってきてくれる人間に騎乗依頼をかけたほうがいいだろうと考えて、相談した結果、皇成(三浦騎手)で行くことにしました。それで、今朝の追い切りにも跨ってもらうことにしたんです。サトノセレリティ(5歳準OP)、ケイブルグラム、プロディガルサン(3歳OP)の隊列で進んだのですが、テンの入りが速くて6ハロン80秒台のペースになってしまったんです。それを2番手で追いかけなければならず、後ろのプロディガルサンもいるから苦しい形にはなったと思うのですが、皇成に鼓舞されて最後まであきらめずに走れていましたね。追い切りの際にブリンカーを着用しているのですが、その効果もあるのでしょうね。ハードな調教になった分、疲れをしっかりと癒してあげなければいけませんが、ガタッと反動が来なければ今週のレースへ行きます。条件替わりがプラスに出てほしいですし、何とかいい結果を出してほしいと思います」(国枝師)
22日の東京競馬(3歳未勝利・ダ2100m)に三浦騎手で出走を予定しています。


アウェイク
5/18  斎藤誠厩舎
18日は美浦南Wコースで追い切りました(52秒0-38秒2-13秒3)。
「先週は前の馬たちを見る格好で進み、終いをしっかりと動かしました。1週前にビッシリ動かして、当該週はサラッと動かして整えるように考えていましたから、今週は単走で半マイル重点の追い切りにしています。トモがパンとし切れていない分、前に頼りがちにはなるのですがそれでも重心が低くなり、しっかりとした脚取りで最後まで駆けることができていましたし、段々と良くなってきていると思いますよ。走りのリズムも良かったですね。ここまで順調に来ることができました。東京の500万下クラスで負けた時はちょっと辛いかな…とも思いましたが、前走でよく頑張って権利を獲得してくれました。色気を持ちすぎて前々で運ぼうとするとおそらくリズムが悪くなって厳しくなってしまうと思いますが、前回のように前半は馬のリズムを重視してじわっと進めるような乗り方ができれば、2400mというタフな条件にも対応できるはずです。吉田豊ジョッキーは過去の実績からこのレースとの相性もいいのでしょうし、良いリードを期待したいですね。目標にしてきた春の大舞台でいい競馬を見せてほしいと思っています。応援よろしくお願いいたします」(斎藤誠師)
22日の東京競馬(優駿牝馬・牝馬限定・芝2400m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。