2016年4月25日月曜日

アウェイク、オークスへの出走権をつかみ取る

アウェイクが24日の東京メイン、フローラS(G2、芝2000m)に出走しました。
まだ1勝馬の身、高くは無い抽選確率を潜り抜けたうえに3枠6番の好枠。兄のゴスホークケンも恐ろしい運の強さでG1を勝った馬ですから、強運の血統なのかもしれません。

単勝13番人気の低評価ですが、レースでは上手く内のポジションを取り、先行集団からやや離れた中団で進みます。
淀みなく流れる中、直線を向くと道中同じ位置にいたチェッキーノ、パールコードの2頭にはあっさり離されてしまいますが、思いっきり外に出してからはしぶとく伸び、頭差で3着を確保!
自分に関係ある馬が走ると、トライアルの3着争いにこうも熱くなるとは…(笑)



陣営のコメントは以下のとおりでした。
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4/24  斎藤誠厩舎
24日の東京競馬では中団で折り合いに専念するように進める。直線へ向いてオープンな外へ出して体勢を整えながら追うとジリジリとだが伸びて3着。


「前走で跨がった田辺くんに話を聞いていましたが、距離を考えて今日は慌てず、折り合い重視でじわっと進めたいと考えていました。ゲートは、デビュー当初はあまり速くなかったみたいですが、今日のゲート内は大人しくしていて、センス良く出てくれました。折り合いは何とかつきましたし、これならと思っていました。直線に向いてノビノビと走らせてあげられればと思って外に出したところ、考えていた以上に右のハミの方だけを取っていく感じで、外に張っていくんです。苦しさというよりは頼るところがなくなって膨れていく仕草でしたね。頭ではわかっていましたが、そのあたりが折り合いの難しさにもつながる馬なのでしょう。跨った感触としては、正直使っていくと折り合いの課題が強くなって苦労してくるとは思います。今日は枠が良かったのもありました。うまく壁を作れましたからね。これが外枠だったりすると話は変わっていたでしょうから今後も気をつけていく必要があると思います。それにしても牝馬らしく切れる脚を使う馬ですし、走りますね。何とか折り合い良く運べれば良い走りができますよ」(吉田豊騎手)


前回が課題を露呈する内容となってしまいましたし、今回はレース内容の進展を最大の目的として持ってレースへ挑みました。テン乗りではありましたがジョッキーにイメージをうまく掴んでもらい課題を出しすぎずに良さを発揮してくれました。折り合い面に関しては今後厳しくなりそうではあるのですが、今回のように我慢を覚えていければ良さに磨きをかけていけるでしょうし、さらに良い脚を使えるようになるはずです。今後につきましてはレース後の状態をしっかりと確認した上で判断していきます。
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重馬場になったらそこで試合終了なので、前日から天気予報を何度も何度も見てしまうほどでしたが、良馬場でやれたことがありがたかったですね。
本当に色々と運にも恵まれました。

それにしてもなぜここまで人気が無かったのか…?アグレアーブルあたりとは大して成績変わらんと思うのですが。

勝ち馬には離されたし、パトロールを見るとえらく横にすっ飛んでたりと課題は多いし、コメントを見ると気性が爆発してしまう日も近そうなんですが、まずはオークスへの切符を掴んだことを喜びたいです。
距離は心配なさそうですし、上手く行けば本番でも掲示板くらいは…!