2016年3月21日月曜日

ライブラリーが凄い「杉並アニメーションミュージアム」

先日姫路まで日帰りしたので、「城も見ずに帰れるか」ということで姫路城を見てきました。

今まで見たことのある城に比べて、やたら巨大すぎてびっくり。
それはさておき…

前から興味のあった「杉並アニメーションミュージアム」に行ってきました。
鈴木伸一さんが館長をやっていることでお馴染みですね。
http://sam.or.jp/
入口脇にはパネルなどかかってますが、「マッハGOGOGO」「はじめ人間ギャートルズ」「ベルサイユのばら」「ストレンジドーン」という、一番下は「何でお前がそこに?!」と言いたくなる謎なセレクション。



国だか区だかからお金が出ている入場無料の施設ですし、小ぢんまりとしたところなのであまり多くを望むと拍子抜けすると思いますが、クリエイターの作業机とか面白いです。


富野由悠季の机。上の棚にある「女の子資料」が目を引きます。
隣の後藤隆幸の机は結構整理されてました。

館内の壁に寄せられた書き込みは一見の価値あり。

ここでのお目当てだった「日本アニメーション40周年展」ですが、いくつかの作品を簡単に紹介しているくらいで内容は大したことなし。
昨年やってた「世界名作劇場展」並みのクオリティを期待していたこちらも悪いんですが…。
トム・ソーヤーの冒険の絵コンテは良かったですけどね。


それよりも、この場所で一番のコンテンツは「ライブラリー」
数々のマンガの他、ちょっと珍しいアニメのムックや資料本の数々、はては省庁の仕事と思われる「アニメーション制作に従事する方々の調査資料」など腰を据えて読みたいものが沢山ありました。
DVDのほうも「杉並アニメーションミュージアム独占インタビュー」として、数々のアニメ関係者のインタビュー動画がありました。
藤子不二雄Aや富野さんなど、いつも同じ話をしすぎて語りが落語のようになってしまってる方はもちろん、藤川圭介、首藤剛志、辻真先などの名前も並んでいたので、機会を見てまた行きたいものです。