2016年1月8日金曜日

今週の愛馬近況

新年一発目の近況更新はトレセン在厩馬のみ。
6日に出走予定だったアンブリッジローズが、いきなり除外を食らう残念な立ち上がりとなりました。
2頭しかいない「非当選馬」の欄に自分の馬の名前があると本当に脱力しますが、何度食らっても慣れません(笑)

そして同じ国枝厩舎のケイブルグラムがまたしてもフレグモーネに。
春の大きい舞台はこれで諦めですね……
当初は「銀河系軍団」とか言われてた国枝厩舎の3歳勢も、蓋を開ければ例年通り関西馬に蹂躙されるのでしょうか?



他、今週の近況。
ピグマリオンとベルディーヴァがすぐに出走してきそうなのが、せめてもの慰めです。
ピグマリオン
1/5  加藤征厩舎
4日に美浦トレセンへ帰厩しました。

1/6  加藤征厩舎
6日は軽めの調整を行いました。
「天栄へ放牧に出してから時間が経ってちょっと疲れが出ていたのですが、順当に回復してきてくれたようで帰ってきてからの雰囲気は悪くありませんよ。可能ならば中山で使いたいという気持ちでいたので、4週目のレースを目標にして進め出しています。まだ速いところは行っておらずこれからですが、今朝のキャンター調教での動きもまずまずでしたし、感触も悪くはなかったですよ。これから負荷をかけていったときにどうなのかよく見極めていきますが、問題なければ目標に向かって少しずつ動かしていきます」(加藤征師)
今のところ24日の中山競馬(初茜賞・ダ1800m)に出走を予定しています。


アンブリッジローズ
1/6  国枝厩舎
6日は美浦南Wコースで追い切りました(52秒3-37秒6-13秒1)。
「3日の調教ではちょっと判断が難しい状況ではありましたけれど、基本的には行くつもりで調整を進めています。正直に言えばこの馬のすごくいい頃には確かに足りないかもしれません。お休みが長かったこともあるでしょうし、短期間にガラッと変えるということは難しいかもしれませんが、適度に使い、その後しっかりとケアをしていくことで復調を促していく狙いでもあります。今朝追い切りを課しましたが、ウッドチップコースで内目を回ってサラッと伸ばしたところ、まずまず。上がりの様子も大きくは変わりないという状況に思えますし、このままなら行こうと考えています。鞍上は、前回柴山でしたけれど今回は先約の馬に乗るということ。そこでどうするか検討したところ、アンブリッジローズの良い時を知っていて前向きな気持ちで乗ってくれる人、そして今後に活かしていけるようにと考えた結果、勝っているコンビの杉原で行きたいと思います」(国枝師)
9日の中山競馬(初咲賞・芝1800m)に杉原騎手で出走を予定しています。

1/7  国枝厩舎
9日の中山競馬(初咲賞・芝1800m)に出馬投票を行いましたが、残念ながら非当選除外となりました。
「何とか体調を整えつつ今週の競馬へ向かおうとしていたのですが、投票したところ除外となってしまいました。4節あるから大丈夫だろうと見ていたのですが、この開催からCコースで行われていて1800m戦はフルゲート14頭となっています。それにプラスしてハンデ戦でしたから、いつも以上に狭き門で、抽選の結果除外となってしまいました。今後をどうするかを考えている最中ですが、正直不安というか完調に至っていない状態で、今週出られたとしていても、すごく自信を持っていけるというわけではなかったです。マサヨシのジャッジもありましたからね。来週使おうとするならば中京開催になるのでしょうけれど、今の状態で輸送してタフな中京の馬場にトライするのは得策ではないかな、正直ダメージを蓄積させるだけになるかなという気もしています。それならばここは切り替えていったん立て直して、春開催で復調させられるように持っていったほうがいいのかもしれないという気持ちがあります。いずれにせよ今すぐに放牧に出すということはしないつもりなので、数日様子を見て最終的な判断をしたいと思います。思うようにいかずに申し訳ありません」(国枝師)


ベルディーヴァ
1/3  高野厩舎
3日は栗東坂路で追い切りました(57秒9-41秒6-26秒5-12秒8)。
「年末の12月25日に無事帰厩しています。前走後、牧場でたっぷりと充電期間を設けたことで馬はしっかりとリフレッシュされていい状態で戻ってきてくれました。31日にはビシッと併せ馬を行って最後まで脚色が衰えることなく全体が53秒1、ラスト1ハロンは12秒5と好時計をマーク。今朝は坂路で15-15から終いをサッと伸ばすような感じでいい動きを見せてくれました。フットワークも力強くてだんだんと状態は上向いてきてくれていますし、未勝利戦を勝った時と比べても具合はかなり良さそうですよ。今のところは3週目の牝馬限定戦を目標にしていますが、このデキならば十分に巻き返しは可能だと思います」(高野師)
16日の京都競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1400m)にルメール騎手で出走を予定しています。


ケイブルグラム
1/3  国枝厩舎
3日は軽めの調整を行いました。
「帰厩当初のイメージでは2週目あたりを考えられたら理想的かなと思っていたのですが、入厩してちょっとしたタイミングで左の飛節に腫れが見られました。そして体温の上昇が見られ、フレグモーネを発症しているという診断がくだりました。体温がちょっと高めになりましたし、4日ほど休ませて楽をさせたんです。飛節に見られた腫れが少しずつ下に降りてきたものの、まだスカッときれいになるまでには至っていません。体調のほうは落ち着いてきたので今朝は軽く乗りましたから、これから動かしていってどう変わっていくかですね。あまり良くないなと思えれば申し訳ありませんけれど再度立て直す必要が出てくるかもしれませんが、可能ならば入ったばかりでまだ強いところもやっていませんので、このまま進めていけるか探ってみようと思っています。いずれにせよすぐの競馬は難しいでしょうから、このまま行けたとしても東京くらいになるかもしれません」(国枝師)