2015年4月12日日曜日

トゥザワールドがクイーンエリザベスSに出走しました。

11日に、トゥザワールドがオーストラリア遠征二戦目、クイーンエリザベスステークス(芝2000m)に出走しました。
目標にしていたこのレース。
直前に、1番人気のコントリビューターが取り消ししたために替わって1番人気で臨みました。


出遅れ気味にスタートし、中団より後ろの位置からの競馬。
道中を見てても全く手応えがなく、直線に入る前に早々に沈んで行き、結局シンガリ負けに…。


陣営のコメントは以下のとおりでした。
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4/11  豪州・カンタベリー競馬場
11日のロイヤルランドウィック競馬では道中は中団から後方を追走するが、終始ソフトな馬場を気にして思ったような走りができず12着。


「騎乗依頼を頂いて本当に嬉しかったですし、勝つつもりで騎乗しました。しかし、今日は馬場を気にして全く競馬になりませんでした。本当に申し訳ありません。道中は全然、進んで行けないばかりか押し上げようとしても更にノメってしまいました。水分というよりもボコボコの馬場を嫌がっていましたし、力を出し切れず悔しいです。馬場さえ良ければGⅠ級のレースを勝てる馬だと思いますし、またチャンスがあれば乗せていただきたいです」(パートン騎手)


「勝つために手を尽くして来ましたが、やはり今日は馬場が堪えました。調教でもソフトな馬場の時はあったものの、頭数が揃ってトップスピードになると追走だけで苦しくなってしまったのかもしれません。日本の競馬でも馬場が悪くなることはもちろんありますし、それを含めて競馬。だからこそ余計に前走は勝ち切りたかったと思ってしまいますが、結果は結果で言い訳にならないです。本当に申し訳ありません。現地にも多くの会員の方々が来て、日本からもたくさんの声援をいただいたと思います。本当にありがとうございます。今回の遠征では狙った結果を出すことはできませんでしたが、競馬の後の獣医師によるチェックで脚元を含めて問題がなかったのは何よりですし、まだこれからチャンスはあります。パートンも馬場が硬ければ違うと言っていますし、それこそ有馬記念のようなトップレベルと戦える力はありますから、皆さんと一緒に喜べるよう厩舎一丸となってしっかりと取り組んでいきたいですね。今後のことについては、今日は最後に無理をさせなかったとは言えこの馬場での走り、そして長期の遠征にもなりましたから、まずは日本に戻ってからの様子次第になります。疲れが見られればそれなりのお休みにするかもしれないですし、思っていたよりもダメージが少なければその時点での適鞍を考えていくことになるでしょう」(池江師)


前走の走りや一度使っての上積みもありましたから期待は高まりましたが、結果としては馬場に泣かされてしまいました。今後に関しては日本に帰国して状態を見てから判断していきますが、GⅠ制覇までもうひとつのところには来ていますし、何とかトゥザワールドの名前を広げられるような走りを見せていきたいものです。今回のオーストラリア遠征で勝利を挙げられなかったことは悔しい限りですが、日本国内同様にたくさんのご声援をいただき、まことにありがとうございます。
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慣れない海外で馬場が悪化するってのは本当に厳しいですね。
菊花賞に匹敵する度を越した惨敗ぶりにヘナヘナと膝が折れてしまいます。
個人的には、今回より前走のほうが勝負だと思っていたのですが、やはり陣営もそう思ってたのかも。じゃあなんであんな騎手を起用したのかって話ですが。

ゴールドシップのように、向かない展開や馬場になるとすぐやる気をなくす難しい馬になったのかとメンタル方面も気になりますが、とりあえず馬体に大きなダメージはなかったのが何より。
また適鞍を見つけて輝いてほしいです。

G1の壁は本当に厚いなぁ…。