2015年2月15日日曜日

ジュモートリステ、デビュー戦3着

ジュモートリステが、14日の東京5レース新馬戦(芝1600m)で遅めのデビューを果たしました。
ここまで長いこと、近況報告ではテンションの下がることばかり聞かされてきたので感慨もひとしおです。意外に注目もされてましたし。
http://race.sanspo.com/keiba/news/20150213/pog15021311270011-n1.html

グレーターデーモンロンドンが単勝1.3倍と圧倒的な支持の中、こちらは2番人気と票を集めました。



レースでは、スタートはそこそこ出たものの、行き足が付かないのか中団より後ろで進みます。
3コーナー手前では前の馬に突っ込みそうになりつつ、外外を回って直線では33.6の上がりで伸びますが、楽々抜け出したグレーターロンドン、2番手から粘るルールザユニバースに次ぐ3着まで。

道中がスムーズなら2着はあったと思いますが、好位につけたディープ産駒相手に後ろから行って外を回ってちゃいくらなんでも厳しいですね(笑)

陣営のコメントは以下のとおりでした。
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2/14  田中剛厩舎
14日の東京競馬ではまずまずのスタートから道中は中団後方を追走する。直線では外から差を詰めてくるが、先に抜けた上位には届かず3着まで。

「気持ちはあっていいのですが、いかんせんまだ馬体に緩さが残っているのでそことのバランスですね。道中で外から馬が来たらグッと行きたがるし、それでいて口に硬さも残るので余計に慎重にならざるを得ませんでした。現状では器用に出して引いてと言うより終いにかけて徐々にスピードアップしていく形が良さそうですが、まだまだ粗削りながら直線の反応は悪くなかったですし、これからまた変わってくれるはずです。今日は一番いい結果を出せず申し訳ございませんでした」(蛯名騎手)

「ジョッキーも言っていたように気持ちと体のバランスがまだ整いきれていないところはありますが、それでいて勝負どころで加速してからの伸びは悪くなかったですね。今日は道中で少しごちゃごちゃしていたように見えたのでもう少しスムーズに行ければ良かったのですが、慣れが出てくればまた違った面を見せることができると思いますよ。初めての競馬の後ですから、まずは脚元を含めて状態面の変化を見たいですし、もちろん精神面も注意しながら次をどうするか考えていきます。デビュー戦からいいご報告ができれば良かったのですが、今日は申し訳ありません」(田中剛師)

馬体に緩さがある中で気持ちが先行してしまうため道中は折り合い重視の競馬になりましたが、勝負どころ、そして直線での反応は悪くないものでした。今日は好位で運んだ勝ち馬に強い競馬をされてしまいましたが、幼さが残る現状から使いつつの成長が見込めるでしょうし、一歩ずつでも前進していきたいところです。この後はトレセンに戻って状態を確認してから、続戦できるか、短期でも放牧を挟むかなど、どうするか決めていきます。
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勝てはしなかったものの、能力があることは見せてくれたので今後には期待できそう。
早めに勝ち上がって欲しいのはもちろんなのですが、これまでのコメントからはとにかく時間が掛かりそうな印象なので、あまり詰めずに無理せず使って行ってほしいです。
距離はもっとあったほうがいいかな。