2014年12月1日月曜日

オタクの学校 #2 「今見るとわかる?メガゾーン23」を受講。

11月29日に、浅草の模型塾で行われた藤津亮太さんの講座「オタクの学校」に行ってきましたよ。
http://www1.ttcn.ne.jp/~mokei/jj_otakug21b.htm

第二回の今回は「メガゾーン23」!!
数ページに渡る詳細なレジュメを基に、完成までの経緯やエピソード(「板野一郎がビデオカメラ化ついでバイクに乗った」とか)、OVA登場でのアニメ視聴スタイルの変化、時代風俗(現実の地名や商品名)を取り入れる…などなどの話から。笑撃の北米版EDまで。

           
イブの映像を観て軍に志願する若者のくだりは、AKB48が自衛官募集広告に起用される現在ではいっそうリアルさを増していますね。




物語の結論としては、「アメリカン・ニューシネマをアニメでやろうとした」と言うことですが、
これを学生時代にビデオで見たときには、アニメもアメリカンニューシネマも結構見ていたはずなのに、全く結びつきませんでした(笑)
歳を取ってわかることがいろいろあります。

質問コーナーでは積年の疑問だった、「なぜこの時期のアニメは、ストリートオブファイヤーがあまりにも大好きなのか?」
            
を聞いてみましたが、明確な回答というほどのものは得られず。
やはり、その時代の現場の空気を知る人に聞くしかないんですかね。



会場にはレゴ製のガーランドも飾られてました。素晴らしすぎて気が遠くなります…!
乗ってるのは石黒監督ですって(笑)
イベントに参加なさった方が作った、メガゾーン23周年(笑)と25周年を記念した本を安価で譲っていただくなど、思わぬ収穫も多くて満足でした。
次回も楽しみ。