2014年11月17日月曜日

パンデイア、デビュー戦で豪快に出遅れる。

パンデイアが16日の東京4レース新馬戦(芝1400m)に出走しました。
うちの今年の2歳愛馬の中では最初のデビューとなります。
これまでグダグダな近況更新しか見ていなかったのですが、蓋を開けてみれば調教時計が高評価かつ、相手のレベルも低調な一戦ということで1.9倍の断然人気。これは色気が出てきます。



レースがスタートすると「あ、一頭ひでえ出遅れ(笑)」まるでルーラーシップやマルカシェンクを思わせる華麗な出遅れをするパンデイア。
そして新馬戦だけに当然のスローペース。思わず天を仰ぎます…。

直線入口でも、微妙に前の馬がふらついたりしてちょっとスムーズさに欠けましたが、メンバー最速の上がり33.5秒でなんとか3着まで追い込みました。

陣営のコメントは以下のとおり。
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11/16  加藤征厩舎
16日の東京競馬ではスタートで後手を踏み押し上げて馬群の外から競馬を進める。直線外から差を詰めてくるが前も止まらず3着。

「ゲートは金曜日に確認しに行った際にちょっと扉に驚くようなところがあったのでもちろん今日も注意していたのですが、初めての競馬で余計に慎重になっていたのか、同じように扉が開くことに気を遣ってしまいました。それもただゆっくりと言うだけでなく、重心が後ろにかかって中でバックしようとしていたくらいです。出てからの走りは悪くなかったですし、最後も脚を使ってくれていますが、今日は前が楽をしている流れでもあったのでそれも響きましたね。ゲートをスムーズにこなしていればまた違ったのでしょうが、いい結果を出せず申し訳ありません」(北村宏騎手)


「ジョッキーには事前に感触を確認してもらった方がいいと思いましたし、金曜日に跨がってもらいゲートの確認をしたんです。反応はしていたのでそれなりには出てくれると思っていましたが、今日は開いたときに後ろに下がって出遅れてしまいました。直線はいい格好で上がってきました。結果にこだわった見方をすると位置を上げて抑えるタイミングが早かったかなと思いますが、そのあたりは難しいところでもあるのでしょうし、気持ちを切り替えて前を向かなければいけないと思っています。1週前倒したくらいだし、勝ちたかったのですが申し訳ありません。今日の経験は活きるはずですし、良くしていきたいです。息などを聞いていても仕上がりは悪くなかったし、しっかり走ったのでレース後の状態をよく見てからどうするか判断していきます」(加藤征師)


馬の仕上がりと相手関係を吟味して今週のレースに挑みましたが、実際小柄な馬でも大きく見せ雰囲気よくレースへ向かえたのではないでしょうか。スタートで後手を踏んだのは誤算でしたが、直線のフットワークは良かったですし、見どころもありました。勝ちたかったのが本音ですが、まだまだこれからですし、今日の悔しさを糧に巻き返してほしいと思います。今後については様子を見た上で放牧に出してリフレッシュさせるか否かを判断していきます。
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うーん、能力があることはわかったので収穫も少なくはないですが、メンバーレベルを見ればここは勝たないといけない一戦だったので残念です。出遅れ癖が付かなければいいが…。

体重が416キロと小柄なので、あまり体を減らさずに次に向かっていってほしいですね。