2014年8月1日金曜日

今週の愛馬近況

「夏場は出走が少なくなるねぇ~」などと呑気にしていたら、パンデイアの入厩をはじめとして、しばらく休ませそうなコメントが出ていたピグマリオンやアンブリッジローズも厩舎へ戻ってきました。

前者は使いながら向いた展開を待つ。後者はきちっと仕上げて1戦ごとの勝負と言うイメージでしょうか。

初の追いきりだったベルディーヴァは、0.6秒追走からあっさり4馬身ちぎるパフォーマンスで期待が広がります!
先週入厩したパンデイアは早速ゲート試験に合格。こちらも期待が(略)

一方、景気の良いコメント連発で無事満口を迎えたジュモートリステ。
満口になった途端、「ここから馬体面の構築ができれば理想的」などと言い出しました…
こりゃデビューは早くても年末あたりですかね。これがお前のやり方なのか!(長州力)


そして今週2日はアロヒラニが新潟11レース佐渡特別(芝2000m)に出走。
前回の大野は酷すぎる騎乗だったので、エスポ君に乗りかわりホッとしています。
能力は足りると思いますので、あとはインでうまく立ち回れれば。



それでは各馬今週の近況
インペリアルマーチ
7/29  NFしがらき
周回コースで軽めの調整を行っています。
「蹄叉の怪我も良化が見られたため、この中間から周回コースに入れて乗り運動を開始しました。ここまではまずは順調です。ただし、まだ完全とはいきませんから、もうしばらくは様子を見ながら慎重に進めていきます。馬体重は598キロです」(NFしがらき担当者)


アロヒラニ
7/30  久保田厩舎
30日は美浦坂路で追い切りました(54秒1-40秒7-27秒2-13秒4)。
「今週のレースに備えて、今日の追い切りはレースもお願いしているマリオに乗ってもらいました。相手を見ながら進めて終いを伸ばすようにしましたが動きは上々でした。併走馬の相手がちょっと物足りなかったかなと思えたのもありますが、アロ自身は問題なかったですよ。上がってきてジョッキーの感触を聞いたところ、右にも左にも極端なモタれを見せなかったし、問題ないということでした。稽古はだいぶ攻めてきたので、あとはレースへ行ってどうかですね。稽古と競馬とではまた違うタイプでもあるので、ジョッキーには過去のレースVTRを見といてほしいということもお願いしておきました。うまく行けばこのクラスでもいい勝負をしてくれるはずだし、良いところを見せてくれればと思っています」(久保田師)
8月2日の新潟競馬(佐渡S・芝2000m)にエスポジート騎手で出走を予定しています。


ピグマリオン
7/30  札幌競馬場
30日に札幌競馬場へ帰厩しました。
「帰ってきた当初は腰のケアを重点的にやってきましたが、治療の甲斐もあって疲れは楽になってきました。調教のほうも行っていましたし、コンディションとしては悪くないかなという気はしています。先週末、調教師からも札幌を考えたいという話をもらいましたし、移動に備えて調教を行っておき、今日の検疫で競馬場へ送り出していますよ。また頑張ってほしいと思います」(早来担当者)「函館では短い間隔で2回使わせていただきましたし、馬体の必要なケアを施してもらうと同時に精神面のリフレッシュも図る目的で放牧に出させていただいていました。その目的通り調整をしてもらうことができていましたし、緩めすぎずに調教のほうも行ってもらっていましたので、札幌を目指してこのタイミングで帰厩させていただいています。放牧に出していたといっても短期間のものでしたし、中身は大きく変わらない状態でいるので、さっそく競馬も考えていけるように調整していきたいと思っています。さっそく明日から動かしていきます」(加藤征師)
状態次第になりますが、早ければ8月10日の札幌競馬(大通特別・ダ1700m)に菱田騎手で出走を予定しています。


アンブリッジローズ
7/30  国枝厩舎
30日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒8-53秒4-39秒2-13秒0)。
「当初の予定では今週の検疫を取って来週の競馬というプランも持っていたのですが、この暑い時期ですし、余裕を持って調整できるのも悪くないかと考えて、先週の金曜日の検疫をおさえて帰厩させていただきました。それで徐々に動かしてきていて今週から追い切りを再開しています。一回使った分の消耗はあるタイプなのでしっかりケアしていく必要はあると思いますが、ずっとそういうわけにもいかないだろうし、少しずつでもしっかりしてきてくれるように攻めるときは攻めるという形でやっていきたいと思っているんです。接し方ひとつで対応できるものもありますし、何とか態勢を整えていきたいですね。追い切りは今朝行いましたが、3頭併せの中でちょっと頑張らせるようなものでした。まずまずかなと思える動きでしたし、悪くないでしょう。週末そして来週と調整していって少しでもいい状態で臨めるようにしていきます」(国枝師)
8月9日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1800m)にエスポジート騎手で出走を予定しています。


トゥザワールド
7/30  NF早来
周回コースでハロン20秒のキャンター調整を行い、週3回は屋内坂路でハロン15~16秒のキャンター調整を取り入れています。
「この間まではじわっと普通キャンター程度のペースで動かしていましたが、中間より少し速めて乗っていますよ。15-15くらいをベースにして乗り込んでいますし、秋に向けてよりいいコンディションへと持っていければと思います。馬体重は535キロです」(早来担当者)


パンデイア
7/30  函館競馬場
30日はゲート練習中心のメニューを行いました。
「先週の土曜日に開催の裏である函館競馬場へ入厩させていただきました。まずはゲートからということになりますが、できるだけ負担を少なくして最初の課題をクリアさせたいですね。さっそく今日から練習を開始していますが、最初ということもあって1本目は開けてからの反応は遅めであまりでなかったんですが、2本目は軽くキャンターで出ました。それなので3本目も行ったところビュンっと出るまでになってくれましたので今日一日の短時間の中でも収得してくれているから早いと思いますよ。馬はまだしっかりし切れていないかなという気がしますから先々を見据えて考えていきたいと思っていますが、まず今は試験突破のことを考えて取り組んでいきたいと思います」(加藤征師)

8/1  函館競馬場
1日にゲート試験を受けて見事合格しました。
「入厩後大きなトラブルもなく順調に来れていました。水曜日のゲート練習の内容からすぐにでも受かるのではないだろうかと思っていましたし、その後も練習を重ねたうえで大丈夫と判断し、今朝受験することにしました。その結果、無事合格です。まだしっかりし切れていない部分もあり、すごく良かったとまでは言いませんがまず最初の課題をすんなりクリアしてくれて良かったですね。今後についてはもう少し様子を見て軽くでも動かしてみてから考えていきたいと思います」(加藤征師)


ジュモートリステ
7/31  NF空港
この中間も順調に調整を積んでいます。現在は1000m屋内周回ダートコースでキャンターを2周のメニューを中心に、週3回900m屋内坂路コースをハロン15~17秒のキャンターで2本登坂しています。動きの良化具合には目を見張るものがありますので、ここから馬体面の構築ができれば理想的と見ています。肩まわりやトモを中心に筋肉を付ける必要がありますので更にボリュームアップを目指して鍛えていければと思います。


ベルディーヴァ
7/30  函館競馬場
30日は函館Wコースで追い切りました。
「今朝はウッドコースで併せて追い切りました。私自身は栗東にいて追い切りを見ていないのですが、併せた他厩舎の馬を追いかける形で、最後は4馬身ほど突き抜けたとのこと。非常にいい動きで、文句のない内容だったようです。パワー、スピードともにあり、性格も良く、食欲旺盛と言うことがありませんよ、と報告を受けています。来週の競馬を予定していますが、出走が決まったら、木曜日に札幌へ移動してレースに備えたいと思っています」(高野師)
8月10日の札幌競馬(2歳新馬・牝馬限定・芝1500m)を目標にしています。