2013年6月15日土曜日

竹谷隆之の仕事展&マンガと模型と酔っぱらい 桂寺竹韮ナイト

9日に、秋葉原のアーツ千代田へ「竹谷隆之の仕事展」を見てきましたよ。
7月1日まで開催してます。
これまでに竹谷さんが発表してきた作品を、80点集めた充実の展示会。


ある方は、「これ見たら造形やってる若い子は死にたくなっちゃうんじゃないか?」と評していましたが、それも納得する、奇形的な作りこみの数々。
たいへんにありがたいことに、写真撮影が可能となっております。


…とはいえ、写真ではそのすばらしさをまったく再現できないので、これから行く方はぜひ肉眼で前後左右、上から下から穴の開くほど見回していただきたいところ。
スペースもかなり広めに取ってあります。さすが!!


まだ行ってなかった友人には写真を見せて勧めましたけどね。
「ハカイダーかっこいい!!」と痺れてたので、そろそろ行ってくれたかしら…?



90年代っ子としてはかつて散々目にしたデビルマンやオーラバトラー、胸が熱くなるね(笑)
近作である、仏像のリボルテックや巨神兵まで展示しています。

超上手いデザイン画も多数。大胆にアレンジを加えながらも一番特徴のある部分を残しているので、即座に「シャドームーン!」と判別できるのがすごいよな~…

先ごろ(評判悪い)改訂版が出た「漁師の角度」は別室に。

イトモテックのお尻に関しては、お尻の大家である桂正和大先生に意見を伺いに行った模様(笑)
桂:「うーん、もっとスウェットに皺がよるよな~…」



なんだかテトラポットが妙に印象に残るんだけど私だけでしょうか?


作品の名前を書いたプレートには、使用した材料も書いてあるので、造形に関心のある方にとってはたまらないでしょうね。「スカルピー」などは知ってますが、「使い捨てカイロの中身」なんてのもあって驚きます。、庭の汚い感じはこれの効果かー…

そーいや、荒川直人さんも「100円ショップのものを材料として結構使ってます」と言ってたのを思い出します。


大人になると、だいたいの人は仕事上、妥協の連続になってしまいがちだと思うのですが、ここまでこだわった仕事、そしてそれが許されてる立場である。ということにやはり感心させられました。

永野のりこさんも来てたみたい。


十分に堪能したところで、夕方からは阿佐ヶ谷ロフトAでの「マンガと模型と酔っぱらい 桂寺竹韮ナイト」へ。
タイトル見ても何のことやらわかりませんが、昨年行われた韮沢靖トークライブの第2回。
桂正和(前回に引き続き出演)、寺田克也、竹谷隆之と豪華なメンバー。


「いつもの飲み会トークをそのまま送る」のがコンセプトですが、寺田克也の大人っぷりと、桂正和による竹谷イジリが最高でした。
「なぁ、お前、『漁師の角度』何年かかったぁ~?」

まあ、面白そうな仕事(巨神兵とか)が来たからと言って、ZETMANフィギュアの締め切りをぶっちぎった挙句に、アニメ放送中に発売が間に合わなくなったのでは、後々までネタにされ続けても仕方ありませんwww

終電なくなるまでしゃべり続けてるので、遠くから行ってる者にとっては最後までいられなくて困りますが、面白すぎるので次も行かなくては!