2013年5月20日月曜日

クラス編成前に勝ちあがれず

アロヒラニが、18日の東京7R 4歳上500万下(芝1600m)にウイリアムズ騎手で出走しました。
徹底した先行マンとしておなじみのウイリアムズ騎手ですが、道中は中団に待機。

4コーナーでは激しく手が動くものの反応がイマイチのまま、勝ち馬のアールデュランがあっという間に外から差しきって早々にレースの大勢が決着します。
アロヒラニは、手ごたえが良いようにも伸びてるようにもあんまり見えなかったのですが、なんとなく2着に上がってました(笑)
こういうレースも出来るのか…

陣営のコメントは以下のとおりでした(キャロットクラブ様から許可を得て掲載しております)



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5/18  久保田厩舎
18日の東京競馬では道中中団から進める。直線半ばではモタモタしていたが、最後に盛り返して2着。
「前走はエキサイトしてしまったようですが、今日はコントロールが利きましたし、中団でしっかりと我慢して直線に向かえました。手応えを考えたらもっと脚を使っていいはずなんですが、なかなか手前を替えてくれませんでしたね。気性面や背腰など良化の余地がありそうですが、今日の感じではまだ走り方がわかっていないという感じでしたし、直線でスムーズにさえ手前を替えていればもっといい走りを見せられたと思います」(ウィリアムズ騎手)

「装鞍やパドックでは少し気持ちが入っているなと感じるところはあったのですが、レースの道中は上手く我慢できていましたし、直線で外に出したときは行けると思ったんですけどね。普通なら頭の位置がさがってもうひと伸びといきたいところを、苦しさもあるのか頭が明後日の方向を向いていましたし、スムーズに手前を替えてくれませんでした。背腰やトモなど馬体だけでなく気性面も難しい面がありますからどれかひとつが悪いとは言えませんが、まだこれから走りを良くしていかなければいけないのは確か。今日は一番いい結果を出せずに申し訳ございませんが、現状の完成度でも上位に来る力はありますし、なんとか結果に結びつけていきたいですね。今日は少し体が減っていましたし、レース後の馬体の戻りやテンション面をよく見ながらどうするか判断していきます」(久保田師)

直線ではスムーズに手前を替えずにモタついてしまいましたが、最後にまた脚を使って差を詰めてくれました。道中でしっかりと溜めが利けば直線でいい伸びを見せてくれますし、次こそは先頭でゴールしてほしいものです。今のところこのまま続戦する予定ですが、カイバ喰いや気性面を見て放牧を挟んで次走を考える可能性もあります。
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惜しいとは言え、降級前に勝ちあがれずもったいないことになりました。
まあ、これから降級してくる馬を相手にしても、実力的にこのクラス卒業は近いとは思いますけどね。

気性的に当てに出来ない馬ですが、「東京コース、外人騎手」が鉄板の組み合わせになってますので、東京開催中にもう一回使えたらありがたいですねぇ~。