2013年3月19日火曜日

同着!

3月17日の中山12レース4歳上1000万下(ダート1200m)にピグマリオンが出走しました。
メンバーに恵まれたことと、前走の勝ち方が評価されたのか昇級戦でも1番人気です。
体重は-8キロとデビュー以来最軽量に。



まずまずのスタートを切りますが、あんまりペースが上がらないせいかちょっと行きたがってました。
直線入って先頭に立ちかけますが弾けきれず、内外から交わされてしまいます。
かなりの接戦で、スローを見たら「うーん、4着か…」と思っていたらなんと3着同着!
一口馬主歴で同着は初の経験です。明細がどういう表記になるのかちょっと楽しみ…。
負けたとは言え、1着2着とはクビ、クビの僅差。このクラスでも常に上位争いで、走るたびにワクワクさせてくれそうです。
できたら夏の降級までにこのクラスは卒業してほしいなぁ~。

しかし、前走よりもだいぶ勝ちタイムが遅かっただけに悔しさもひとしおです。もっと流れてくれれば…

陣営のコメントは以下のとおりでした。
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3/17  加藤征厩舎
17日の中山競馬では道中に行きたがってしまうが、直線では何とか踏ん張り3着同着。

「本当だったら息を入れたいところでペースが落ち着き過ぎて、行きたがってしまいました。前走と比べても元気が良すぎるくらいでしたし、もう少しでも抜けるタイミングがあればいいですね。直線最後はきつくなりましたが、昇級初戦でしかも道中に力んで頑張っているわけですから、やはり力はありますね。流れを考えたらむしろ上のクラスの方が向いていそうですよ」(田中勝騎手)

「返し馬はゆったり入ってくれたし良かったんだけど、前回よりも元気いっぱいという感じでしたからね。もう少し流れてくれるような展開だったら折り合いが付きやすかったと思いますが、ペースが落ち着いて余計に力んでしまいましたね。直線では5着かと思ったくらい勢いは不利でしたが、なんとか3着。勝てなかったのは残念ですし申し訳ございませんが、この内容でギリギリまで踏ん張るのですから悪くないでしょう。昇級初戦でもありましたし、このクラスでも十分に戦えるのはわかりましたからね。今日の競馬で権利を取りましたが、やはりレース後のテンションや馬体への反動は見ないといけませんし、それを確認してからどうするかを考えていきます」(加藤征師)

道中に力みが見られ勝ち切ることはできませんでしたが、それでいて着差は僅かですし決して悲観する内容ではないでしょう。この後はレース後の心身の状態をチェックしてから目標を定めていきます。
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けっこう馬体が減っているので続戦は微妙なところでしょうか。
とは言えダートのスプリントは使う番組たくさんあるのであまり困ることは無さそうです。


同じく17日は、阪神5レース3歳未勝利戦(芝2000m)ではオクターブユニゾンが出走しました。
馬体重が大幅に増えてほしい馬ですが、-4キロでの出走。
あいかわらずまともに管理できてないですね。

かなり楽な相手だったのですが、あまり見せ場もなく7着。
この馬に関してはあまり明るい展望がもてなくなってきています…
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3/17  高野厩舎
17日の阪神競馬では五分のスタートからスッと好位につけ、外目をスムーズに追走。折り合って進んでいたが、直線は思ったほどの伸びがなく7着。

「スタートは思った以上に上手でしたし、すんなり好位で進められました。以前よりもハミにモタれるようなところもなくなって、調教で教えられたことが身になっているのだと思います。ただ、前はもっと弾むような感じで、溜めれば伸びる手応えがあったのですが、今日は終始ダラッとした走りになっていました。馬自身嫌気がさしているのか、直線入り口では手応えがありませんでしたし、もうワンパンチ欲しい印象です」(藤岡佑騎手)

道中は流れに乗っていましたし、レースの進め方自体には進歩が見られるのですが、直線は伸びを欠く形になってしまいました。あとワンパンチ欲しい現状ではありますが、チークピーシズの使用も初めてでしたし、このあたりの効果が見えてくればまたひと押しがきくのではないでしょうか。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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しっかり時間をかけて立て直してほしいけど、この厩舎ではあまり期待できないなぁ。