2012年8月6日月曜日

アロヒラニ復帰

年末に骨折した良血アロヒラニ(父キングカメハメハ、母ファインセラ、母父サンデーサイレンス、母母ビワハイジ)が8月4日の札幌8レース(芝1800m)で復帰しました。
勝ち馬の後ろのインに入れたものの、全く前が開かず、勝ち馬もギリギリの抜け出しだったのでその進路も使えずと、結局痛い6着に。
掲示板を外して優先権は逃してしまいましたが、勝ち馬からはたった0.2秒差ですし、骨折明けのレースとしてはそれなりで悲観するほどのものではないんですが…
痛い事は痛いですね(笑)

以下は公式より。(クラブより掲載許可をいただいております)


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8/4  函館競馬場
4日の札幌競馬ではまわりを見ながら先団直後の内々を立ち回る。弾けそうな手応えではあったものの前が開かず6着。
「上手く1コーナーを回ってポケットに入ることができました。流れそうかなと思ったので、前を見て終いを存分に活かそうと思っていたのですが、最初に感じたほど流れていかず馬群がバラけずに固まる形になってしまいました。ポケットのいい位置はプラスもあれば詰まるリスクもあるし、一か八かの要素があるのは否めないのですが、今日は僕が上手く導いてあげられませんでした。申し訳ありません。テンションなどラロメリアに似ている部分はありますが、軽さとスピードに長けているお兄ちゃんより馬格があってパワーもあります。ラロメリアも楽しみな馬ですが、アロヒラニも楽しみな馬です。少しだけ右にモタれ気味になるところはありますが、大きな問題ではなかったです。気持ちのわりにコントロールもつくので距離の融通も利きそうです」(吉田隼騎手)

「稽古を積むにつれて動けるようになっていたし、気持ちの高ぶりも目立ってきていました。それなので予定どおりレース前からメンコを着用しましたが、レースを迎えるときには落ちていていたので外して臨みました。道中の感触は良かったと思うんです。ただ、直線では行くところ行くところ詰まってしまってほぼ何もできないまま終わってしまいました。まわりに馬がいることだから仕方がないけれど消化不良な結果になってしまい残念です。この悔しさを次に活かしたいです。権利も外しただけに出られるかどうかは状況次第になるのですが、レース後のコンディションに問題がなく出られそうならばもう一回使いに来ることを考えたいと思っています」(久保田師)

ほぼ思惑どおりのコンディションに持ってこれましたし、メンタル面の対応も考えた形で行い、悪くない状態でレースへ臨めたと思います。勝ち馬の後ろを選ぶ戦法は悪くなかったはずですが、ペースが落ち着いたこと、前が塞がり開かなかったことが堪えてしまいました。悔しさが残る一戦となりましたが、力負けではありません。人馬ともにこの経験を糧にして次走に活かしてほしいものです。このあとは函館競馬場に戻り、レース後の様子と出馬状況を見ながら札幌開催中に向えるか、間を取るか判断する予定です
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今回消化不良でしたし、できれば続けて使って行ってほしいな~。