2012年7月9日月曜日

館長庵野秀明・特撮博物館に行ってきました ①

特撮オタとしてはこの夏最大の注目物件、「館長庵野秀明・特撮博物館」の1万人事前招待会のニコニコ動画枠に当選したので、7月6日に行ってきましたよ。
 http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/invitation.html


地下のオープンセットが組まれたエリア以外は撮影不可。という注意書きに意気消沈しつつも、入ってすぐ「特撮が好きだ!」的な庵野館長の挨拶が書かれたパネルにやや苦笑しながら展示エリアに足を踏み入れると、いきなりモスラの東京タワー(再製作)がお出迎え。


展示エリアを大きく分けると、「東宝」→「円谷」→「平成ガメラ」→「巨神兵東京に現る・上映」→「巨神兵東京に現る・メイキング」→地下→「特撮美術倉庫」→「偉人紹介(円谷英二や井上泰幸さんなど)」→「特撮技術紹介、研究」→「巨大オープンセット(撮影可能)」といったあんばいです。(各エリアの名称は私が勝手につけましたw)

撮影不可なのは残念ですが、数々の特撮作品を彩ったミニチュアのほとんどを、無粋なケースに入らずむき出しのまま観られるという眼福極まりない状況が広がっておりました。

「轟天」と「轟天号」がそれぞれおいてあったのは嬉しいですね。
人気の高い「メーサー殺獣光線車」や「ムーンライトSY-3」があるのはもちろんのこと、「緯度0大作戦」の潜水球とか、快獣ブースカの地底戦車、ブラックホール第3惑星人の銃、X星人の銃などマイナーものまで展示されております。
ジェットジャガーのニヤけたツラは、何度見てもイラっとくるな(笑)



記者会見のときにも写ってた巨大なマイティ号(3m)は迫力十分(撮影できないけど…)
数年前に行われたマイティジャックのイベントに出演してた庵野さんが「マイティジャックを実写化するのが夢なんです! マイティ号が当時一番高かった霞ヶ関ビルに体当たりする場面をやりたい!(笑)」と言っていた事を鮮明に覚えていますが、この博物館が成功した後誰かが勘違いしてお金を出してくれる事を願ってやみません(笑)

当方、円谷ファンなので円谷作品のエリアでは瞳孔開きっぱなしだったのですが、なかでも「スターウルフ」が大好きなので、バッカスⅢ世号が展示されてたのは興奮しました!
いろんな特撮ヒーローのマスクも展示されてましたが、「冒険ロックバット」や「グリーンマン」はては「サンダーマスク」まであったのが笑えます。

平成ガメラのエリアでは、「G3」の渋谷パンテオン他、民家数点が恐ろしい作りこみで満足。コレは特撮ファンでなくても観た方がよろしいですよ。なぜか「電柱」がやけに作りこまれていたのも軽い驚きがありました。

そしていよいよ「巨神兵東京に現る」の上映スペースへ。
コレでもか!と言うほど金をかけてミニチュアセットを組み、破壊しつくすムービー。
ビルが熱でドロリと溶ける描写がよかった。
けど、ナレーションは要らないような…

ひたすらミニチュアを見せる内容は、なんとなく「八岐大蛇の逆襲」を思い出しました。
かけてるお金は桁違いでしょうが(笑)

次は地下エリア、長くなったので続きます…