2012年6月5日火曜日

トリプレッタ引退

週の初めから、気が滅入る知らせが入ってきました。
以下はキャロットクラブ公式より。


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トリプレッタ
6/4  引退
今朝の調教中に転倒し起立不能となったことから安楽死の処置を行いました。
「先週まではウォーキングマシン調整を行っていましたが、疲れなども抜けてきたので騎乗調教を開始しました。今朝も他の馬と同様に角馬場で調整を行っていたのですが、その最中に転倒してしまいそのまま立ち上がれなくなってしまいました。なんとかしてあげたいとスタッフの力を合わせて馬房までは運んだのですが、時間が経過しても立ち上がることは出来ませんでした。エコー検査を実施したところ転倒した際に腰を強打したことにより、骨盤を骨折していることがわかりました。これ以上馬を苦しめるのはかわいそうなので、その場で安楽死の処置を行いました。すでにゲート試験にも合格しデビューを楽しみにしていたと思いますが、このような結果となってしまい大変申し訳ございません」(NFしがらき担当者)
キャロットクラブ出身の種牡馬で、世界的にも活躍馬を輩出しているハットトリックの当クラブ唯一の募集馬として、会員の皆様の期待が高かっただけに最悪の事態となりましたことを深くお詫び申し上げます。近日中に競走馬登録を抹消することとなりますが、出資されている会員の皆様には後日改めて書面をお送りいたします。
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私が一口馬主をはじめてからちょうど8年が過ぎましたが、これまで予後不良になった馬は幸いにも一頭もいませんでした。
よりによって、はじめて名付け親になれた馬でその一頭目になってしまうとは…

この趣味をやっていると、厳しい現実に打ちのめされるのは毎度の事なのですけれど、今回は特に心が折れますね。
見込みがない状態がずっと続いていたのではなく、ここまでは順調に運んでいてあまりにも突然のことだから心の準備もできておらず、なんだか今でもぼんやりとしか受け止められません。

看取っていただいたスタッフの方々、ありがとうございました。
トリプレッタ号のご冥福をお祈りいたします。