2012年5月25日金曜日

オタク大賞R13 その2

前回の日記の続きです。
「オタク大賞R13・特撮を語れ!アキバヒーロータイム~ポロリもあるよ」
引き続き、作品ごとの発言で印象に残ったものを抜き出してまとめて行きます。


2003年
仮面ライダー555
「平成ライダーシリーズ前半の締め。的な作品」
「龍騎の『セカイ系』的な部分を継承しつつ、パーフェクト版アギトのようなところを目指していた」
「オルフェノクがすべてモノトーン系だったり、デザインが画期的。メカを装備して戦うライダーのはしり」

仮面ライダー555 パラダイス・ロスト
「イベント映画としてもライダー映画としても成立している傑作」
「アクションのクオリティも高い」

超星神グランセイザー
「『ヒーロー売れてるらしいぜ!』と東宝も参入(笑)」
「宇宙船のプロップが、『さよならジュピター』のを流用しててジュピターファンとしては熱い(笑)」
「良くも悪くも泥くさいところが多く、『平成ライダーって洗練されてるんだな』と再確認」

爆竜戦隊アバレンジャー
「(傑作だけど)意外と評価が低い」
「相手によって言葉遣いを変えるなど、キャラクター描写が繊細」
「シリーズ構成が大河ドラマ的で、後半がやたら盛り上がる」

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
「ガオレッドがメカゴジラを飼いならした!(会場笑)」
「ゴジラシリーズの中では破格にヒーロー物。総理もタカ派すぎる(笑)」


※555は序盤面白かったんだけどな~…
意図的に中身無しでその場だけ盛り上げる。ってのは1年間続けるの厳しいと思う。
アバレンジャーは、奥村公延が変身しかけたときにはグッと来たのですが…w


2004年
特捜戦隊デカレンジャー
「わかりやすく作られた佳作」
「アニメっぽい(お風呂好き、逆立ちして考えるなど記号っぽい)アバレンジャーのキャラ設定と逆」
「1クール目までは楽しかったけど、以降は特定の敵が居ない縦軸の弱さを感じた…が、逆に新規の人は入ってきやすいのではないか」
「Vシネマの『vsアバレンジャー』で、前年との繋がりをはっきりさせての共演。と言う流れがこの辺から」

仮面ライダー剣
「シリーズとして、ルーチンに入った(555までの4作品で起承転結)」
「(クリーチャーデザインに)韮沢靖を入れたのが大きい」
「怪人やロケーションに力が入っていて、マニア人気は高かった」

ウルトラマンネクサス
「今風のハードなSFドラマとしてウルトラマンを語りなおそう!と言う試み」
「この悲劇が、後々の円谷ファンのネクサスに対する異常な愛情に(笑)その後の映画には必ずネクサスの関係者が…」
「4週にわたって怪獣と戦う。マグマ大使かよ!!(笑)」

デビルマン
「この年は語るものが多すぎる!!(笑)」
「作品自体がムチャクチャだったから巻き添えを食らってひどい扱いだけど、VFXはいい!」
「シレーヌに対してはいろいろ言いたい事が…」「そこは伝説の後継者が痛めつけてくれたから不問にしましょう!」「風が哭き…(会場爆笑)」

ゴジラファイナルウォーズ
ファイナルを北村龍平にまかせていいのか!!


※デカレンジャーは、デカブレイクがどうもパッとしなかった印象で、
話にもあるとおり、1クール目が一番盛り上がったかなぁ。けどまあこの年はデカレン一強ですね。 
デビルマンと龍平は…まあそろそろ勘弁してあげましょうw


2005年
仮面ライダー響鬼
「もうみんな聞き飽きたでしょ!(笑)」
「路線変更って言うけど変更じゃない、作風が変わっただけ!」
「企画の趣旨としては…」「もう聞き飽きてるでしょ!!(笑)」

魔法戦隊マジレンジャー
「デルザー軍団(笑)が出てくるのは最高だった!」
「敵がだんだん強くなっていくというのは、抗いがたい魅力がある」
「ティターンがダゴンに剣を刺されて火花が出るのが嬉しかった(リボルケインw)」

ウルトラマンマックス
「悪いノスタルジー!(笑)」
「コンセプトを理解して撮ってるのが実相寺昭雄と三池崇史だけ。おじいちゃんと外部の人間って…」
「アレは何だったんだろう…?『ゼットンの娘』(会場笑)」
「メビウスへの場繋ぎ」

超星艦隊セイザーX
「なかなかノウハウが貯まらず上手く行かなかった超星神シリーズがついに新しい次元に」
「明らかにこれをもとにしている有名作とかありますから…すばらしいと思います!」
「継続は力。それだけにココで終わってしまったのは残念」

牙狼<GARO>
「毎週JAMプロジェクトの歌が流れるっていいよね」
「良くも悪くも安っぽい(笑)」

CASSHERN
「一切、期待を抱かずに予告編を見たらメチャクチャカッコ良かった!」
「樋口真嗣絵コンテ中心に『たった一つの命を捨てて』で、チョップしてピキーンという例の音、『すごいものが出来たな!』と、思わされちゃったんですよね……(会場爆笑)」
「紀里谷監督は、つまりああいう事を言いたい人なんだよ!」

妖怪大戦争
「京極夏彦と荒俣宏が『妖怪は戦争しません』と言っちゃった(笑)」
「ケンカはやめろ、はらがへるぞ」


※この年は豊作ですな~
ま、響鬼はちょっとアレなことになりましたけどもw
妖怪大戦争は大好きです。

2006年
ライオン丸G
「面白かったですね!…終わりです(笑)」

魔弾戦記リュウケンドー
「大槻ケンヂの歌うOPで『世界を守れ』とか言うと、超うさんくさい(笑)」
「ノウハウが貯まってないから序盤はメタメタだけど、後半右肩上がりに良くなってくる。隠れた名作」
「トミカヒーローの良くないところは、毎回仕切り直しちゃうので、出足がちょっともたつく」

ウルトラマンメビウス
「メビウスはいいよ!!(笑)」

轟轟戦隊ボウケンジャー
「會川昇さんの脚本は好きですね」

仮面ライダーカブト
「普通こうなるだろ!という読みの裏をかいて、得体の知れない展開だけで進んでいく(笑)」
「主演俳優さんの人生も……KAGEROUですよ!!」

仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE
「カブト大好きな奴が、これを観て一夜にして『カブト許さない!』に(会場笑)」「ガメラ3みたいですね(笑)」


※カブトは、クワガタライダーが鋏でチョッキンしたところが個人的に最高の盛り上がり。
基本、常にこちらの脱力を誘う展開でしたなぁ…
ライオン丸Gは、ここから「ザボーガー」に繋がっていくかと思うと胸が熱いです。

…さすがに12年分の振り返りは長い!
てことで続きます。。。