2012年1月22日日曜日

金網の青春

1月8日は、東京ドームシティホールで「ブル中野引退興行 女帝」を観に行ってきましたよ。
かつての対抗戦時代では相当ハマって、神取忍と山田敏代を応援しまくったものですが、今ではすっかり足が遠のいてしまい、全女大量離脱があった日本武道館以来の観戦ですからざっと14年ぶり…
3000人くらい収容のの会場がキッチリ埋まってて、全盛期の全女を思えばこの規模のハコでは寂しいけど、女子プロレスの現状を考えればこのくらいなのかねぇ。




第一試合の、浜田文子(顔が父親に似てきたねw)vsアジャコングで、浜田のあまりの塩ぶりにいきなりゲンナリ。。。
今回多数出場していた「アイスリボン」の選手は肌の露出度が高くて、かつての女子プロレスファンとしては驚いたり。 ルックスと若さを重視してるっぽいので、どういう客層を狙ってるのかたいへんわかりやすいですな。 「小学生みたいな選手がいるな~」と思って、あまりの選手の知らなさ加減に(14年前で知識がとまってる)途中でパンフレットを買いに走って確認すると、その子なんと14歳。いろいろマズイだろそりゃ…
セミファイナルの8人タッグでは、ジャガー横田が50代にもかかわらず結構動けてるのに驚いたり、豊田真奈美がすっかり老け込んでるのを見て哀愁を感じたり。(島本先生は今でも観てらっしゃるのでしょうか…?w)
メインは志田光vs愛川ゆず季。志田はルックスがよくて背も高い。期待がかかるのはわかります。  試合が面白いかっつーと微妙だけど……
試合がひと通り終わると、いよいよココからが興行の本番、ブル中野引退セレモニーのスタート。
第一試合 クラッシュギャルズvs極悪同盟(レフェリー阿部四郎w)
第二試合 神取忍vsブル中野
第三試合 アジャ・コングvsブル中野
と題して場内暗転。巨大モニターにブルの名勝負を流しつつ、リング上で明かりがともると、同じ状況を再現しているという、くしくも映画版ザボーガーのEDと同じ構成w
ビジョンで流れる過去の名勝負には「おお!!」と、思わず見入ってしまいます。 悪徳レフェリー阿部四郎の光速カウントに思わずほのぼのしたり、 足に鎖を巻いたギロチンドロップが、負傷した目を直撃してのたうち回る神取忍の姿に背筋が凍ったり、凶器に太い竹の棒を持ち出してきておもわずプッと笑った直後に金網ギロチンが出て唖然としたりしたかつての思い出が一気によみがえりました。
あくまでプロレス技をださず、ヌンチャクパフォーマンスや、金網に登るところで寸止めしておくのは、ブル様なりのけじめかな。
名勝負再現コーナーが終わると、OG、現役のごあいさつ。 山田敏代を久しぶりに見られてよかったw 居酒屋も後で行かなくちゃな~
長谷川咲恵とかチャパリータASARIも来てた。 最後にはウェディングドレスで夫と花道を歩くという素敵な締めくくり。 すばらしい引退セレモニーでした。観に来てよかったなぁ・・・
16:00~21:30という、5時間半の長丁場で疲れましたがw(全女イズムですな)
終了後は、ホールの隣りの東京ドームホテルで宿泊。 夜景がきれいでした。